2本目のアコギの選び方(体験談)

guitar_photo ツール紹介

この記事で紹介すること

ギターを始めてから少し経った皆さん、特に2本目のアコギの選び方、悩んでいる方多いのではないでしょうか。いろいろなネット記事には考慮要素やオススメは書いているものの、結局どうやって選べばいいのかが分からないと思います(というか私が分かりませんでした笑)。

おそらく、正解はないと思うのですが、色々な体験談を読めば、2本目のアコギを選ぶときにも役立つのではないかと思います。そこで、自分が「これだ!」と思う2本目のギターを見つけるに至った自分の体験談をここで書いてみたいと思います。

考慮した視点

2020年にギターを再開し始めたときは、2000年頃(20年以上前!)に購入したYAMAHAのアコギ(FG-512SJ)を使っていたのですが、弦高がめちゃくちゃ高かったので、ギターを始めて1年弱のタイミング(2021年初めころ)に改めて弦交換をしたタイミングでネック調整も依頼しました。しかし、もう楽器屋さんではネックが調整できないと言われてしまい、2本目を探すことにしました。

guitar_photo
よくトップ画像で使っているこのギターが1本目のギターです。

しばらく1本目のギターで弾いていると、弾きにくい点があったり、好みが出てきたりしたので、2本目のギターを探し始める段階では、以下のような観点で探すことにしました。

  • ドレッドノートより若干小ぶりである
  • グロスフィニッシュである(テカテカしてない方指紋気にならない
  • 予算は5万円程度

2本目のアコギ選びの流れ

①インターネットでの情報収集

2021年当時はコロナ禍でもあったり、家族への配慮もあって、楽器屋さんにすぐ行くことができなかったので、まずはデジマート等で探すことにしました。インターネットで探すときは「まぁ見た目が重要でしょ」と思い、次の2つのカッタウェイ(一部へこんでいる形のもの)で濃い茶色のギターを候補として考えました(素材はハワイアンコアが格好良いのですが高すぎて候補から外れました笑)

  • LAG GUITARS TRAMONTANE 118
Tramontane 118
  • MORRIS S-001
S-011 | PERFORMERS EDITION | MORRIS GUITARS モーリスギター
Morris PERFORMERS EDITION S-011について

ただ、最終的にはやはり音も聴いてから決めようと思い、候補としてとどめておきました。

②下倉楽器@お茶の水

さて、色々下調べをしたうえで、満を持して実際にお茶の水で試奏しに行きました。まずは、老舗の下倉アコースティック

他に、小ぶりのもので何かないかということで聞いたらYairiのギターをお勧めされました。試奏してみると、ギターが体全体と一緒に鳴る感じで気持ちが良く、また、大変押さえやすく感動しました。ただ、値段が安くても10万円で予算的に厳しそうでした・・・。

Yairi_guitar

また、①でカッタウェイが候補に挙がっていたので、カッタウェイも弾かせてもらったのですが、やはりボディがカッタウェイの形になっているだけあり、生音はその形がそのまま音になった印象がありました。アンプに繋いで演奏することが多ければ別ですが、自分の場合は普段アンプにつなぐことが滅多にないので、カッタウェイの形はやめることにしました(以前読んだ、カッタウェイの形だと生音の響きが影響するとの説明が良くわかりました。)。

③クロサワ楽器@お茶の水

次にまた有名なクロサワ楽器に移動。

上記希望と、下倉楽器での試奏の感想について店員さんに伝えたところ・・・

  • 本当に音が良いものを選ぶなら30万円が基本。
  • 良い音ならマーチンかテイラーになるが、テイラーは高いからマーチンになるのではないか。
  • ただ、マーチンはナット幅が44mmなので広めになってしまう。
  • カッタウェイの音が気になるぐらいなら、5万円の量産品を買うより3万円追加で出した方がよいのでは。

と言うお返事をいただいてしまいました。。。ということで、マーチンを弾かせてもらったのですが、やはりネックの広さが気になる&大幅に予算オーバーになりそうなので、そそくさと退散しました。

④アコースティックプラネット@お茶の水

気を取り直して3件目にアコースティックプラネットに訪問。

ここでも同じように、当初の希望+下倉楽器での試奏の感想をお伝えして何か良いのがないか聞いてみたところ、TaylorのBig Babyを紹介してくれました。

https://www.taylorguitars.jp/items/big-baby-2/

当初希望していたとおり小ぶりのサイズで抱えやすく、それにもかかわらず、低音がしっかり響き全体的に音の広がりが素晴らしいのです(ボディーの裏が若干膨らんでいることがミソのようです)。しかもBigBabyの値段が72,160円。予算を若干オーバーしているものの、これであれば何とか手が届くかも・・・?ということで、一旦その日の視察はここまでにしました。

⑤伊藤楽器@船橋

さらに、上記のBig Babyが良いのではと目星をつけていたところ、レッスンを受けている辻村先生に相談してみました。そうしたところ、「もし少しでもライブ等するつもりならエレアコの方が良いのでは」というアドバイスをいただきました。そこで、色々とネットを探してみたところ、デジマートでどうやら船橋に本店のある伊藤楽器にBig Babyの生アコバージョンと、エレアコバージョンの両方があるということを見つけました(伊藤楽器はTaylorの品揃えが豊富です)。

船橋本店 - 伊藤楽器

そこで船橋の伊藤楽器にまで行き、エレアコバージョン、生アコバージョンの両方を弾かせてもらったところ、最終的には生音の良さでやはりエレアコでないバージョンの方を購入することにしました。しかも、偶然特価での販売をしていて最終的には予算に近い5万円台で購入することができました(しかも5000円程するチューナーをおまけでつけてくれました)。

最後に

ちょうど購入してから1年少し経っていますが、今も変わらずコンパクトながらもしっかりした音を出してくれていて大活躍です。音についても自分の感覚に正直に、妥協せずに良かったと思います。伊藤楽器にはメンテナンスも無料でしていただいており今もお世話になっています。

あきらめずに探し続けると条件に合ったものが見つかるものですね笑。「人それぞれ」ではありますが、2本目のギターの選び方の一つとして参考にしていただければ幸いです。

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