「アコギしてます」と言えるには~挫折の可能性を低めるために~

guitar_photo 弾く・歌う

この記事で紹介すること

みなさんは、アコギを始めたとき、「アコギをしました」とか「アコギが趣味です」って言えましたか?私は2020年にアコギを始めたとき、コロナであまり人との接触がなかったこともありましたが、仮にコロナがなかったとしても、なかなか友人にも「ギターしてます」とは積極的に話すことができなかったと思います。でもギターは好きなので話す相手がいずに若干もやもやしていました。

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ただ、後にの述べるとおり、やはり自分で発信をした方がいろいろ楽しいことが増えるなぁと実感しています。そこで、この記事では

 ①言えるようになるまで(言えなかった理由と言えるようになった理由)

 ②言えるようになってからの変化

 ③どうしたら早く言えるようになるか。

について書きたいと思います。結論だけ一言で言えば「人前で弾いて一緒に楽しんでもらえる経験」をいかに増やすかが重要なのかなと思いますが、詳細は以下本文をご覧ください。

言えるようになるまで

言えなかった理由

アコギを始めた頃に、では自分が何故「アコギしてます。」と言えなかったのかということを考えると、以下のような理由があったと思います。

  • 何か弾いてよと言われると困る。
  • なぜか非常にハードルがあがる
  • コードぐらいしか弾けない(何ならコード1個でもビミョー)
  • 場がしらけそう。

「なんか弾いてよ」などと言われる場面は、特に大人になってからそうそうあるわけではないのですが笑、偶然そういう場面になったとき、「いや、ちょっと私はやってるけど弾けない」となるとちょっと恥ずかしいと思います。

また、仮に、C、G、Em等のみを弾いたとしても、結構これらのコードも「きれいに弾く」となると難しいところです。

しかも、謙遜して「あまりできないですが・・・」といいながら滅茶苦茶上手な人もいますよね。その分なぜか「全然できない」と言ってもなぜか期待が高まります。そして、それでコードすら危うい状況だと場がしらけそうで怖いですね。(私の妄想のしすぎでしょうか笑)

言えるようになった理由

最近は趣味を聞かれた際には「アコギをしてます」と遠慮なく言えるようになりました。ただ、ここに至るのも必ずしも一気に言った訳ではないように思います。

今振り返ってみると、以下のような順番で「アコギをしてます」と言えるハードルが下がった記憶です。

Step 1 家族に「上手になったね。」と言われる

Step 2 何曲か通しで弾けるようになる

Step 3 義父や義母の前で弾く

Step 4 オープンマイクの出演

Step3のあたりが唐突かもしれません。若干補足しますと、これは、連休中に妻の実家に帰省する際のことです。どうしても平日は練習時間が少なくなる分、連休中にもアコギをやりたい(ただせっかくの連休なので家族とも一緒にいたい)ということで、アコギと一緒に妻の実家に家族で帰省をしました。このとき、妻の祖母から「何かやってみてよ」というリクエストをいただきまして、「空も飛べるはず」や「カブトムシ」等を弾いたところ、義父・義母も含めとても楽しんでもらえたのがとても自信になりました。

オープンマイクを決意した詳細は以下の記事にも詳しいのでぜひ見ていただければと思いますが、オープンマイクに出演した後は、アコギやっていますと発言することにはほとんど躊躇がなくなりました。

このオープンマイクの直後の私の感想は以下の通りで、初めて初見の方々と一緒に音楽(弾き語り)を楽しむことができ、本当に楽しい時間を過ごすことができました。

自分より距離が遠い人にも「人前で弾いて一緒に楽しんでもらえる経験が増えた」ことが、ハードルを下げる重要なポイントかもしれません。

言えるようになってからの変化

やはり、周りに「アコギしてます」ということを発信すると以下のようなことができるようになりました。

  • 仲間が増える
  • 音楽をできる機会が増える
  • 情報が集まる
  • (上記の結果)挫折をしづらくなる

特に自分は、Twitterでリアルにお会いしたことがある方々とつながることができたり、また、以下の記事にも記載したとおり、友達に声をかけて一緒にセッションをしたりもすることができるようになりました。

楽しい経験を積むことができるようになったり、様々な情報も得やすくなりました。

「アコギをしています」と早くから言えるには

結局上記を振り返ってみると、「アコギしてます。」と躊躇なく言えるようになるまでは、2020年5月にアコギを始めてから約3年程度経っていました。

まぁ、もう少し早く言えても良かったのではないかと思えますね。。。もし、「アコギ弾いてます」と言えずに同じように悩んでいる方がいれば、やはり「人前で弾いて一緒に楽しんでもらえる経験」を早くつむため、以下のような方法が結構有効かもしれません。

  • 短いフレーズでもとにかく弾けるようにする
  • 身近な人に感想を言ってもらう
  • オープンマイクに参加してみる
  • 動画等の撮影やライブ配信する

オープンマイクは、私の師匠の辻村先生が毎月第四木曜日に開催しているので、とてもおすすめです(弾き語りでなく歌うだけでも大丈夫ですし、分野もポップス、ロック、オペラ、ジャズ等滅茶苦茶幅広いです。告知については辻村さんのTwitterをご覧ください。)。

最後に

「ギターしていると言えない」結果、仲間も作りづらい、ということは、「90パーセントの人は、1年以内もしくは90日以内でギターを辞めてしまう」(以下の記事参照)の一つの要因なのかなと勝手に推測しています。

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ギター(アコギ)をしていると言えないもやもやを抱えている方々に少しでも参考になればうれしいです。

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