妻がアコギを弾かせてくれるワケ

guitar_photo レッスン体験記

この記事で紹介すること

レッスンを受け始めてから、先生から「ある人は子どもが生まれてからレッスンをやめてしまった。」という話を聞きました。ただ、自分の場合は、まさに子どもが生まれる直前のタイミングでアコギを始めています。

特に社会人で家族と同居する方々は、アコギをするとき、家族をどうやって説得しようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。以前「一度挫折したギターが3年続いた理由(レッスン以外)」という記事で、継続する上では「家族のサポート」が重要だったことについて若干書きましが、今回改めて、何故妻がアコギを弾くことについて快諾してくれたのか、そして、今も許容してくれているのか、直接妻に聴いてみました。

妻の回答+若干の補足、という形で紹介したいと思います。

家族の説得に悩んでいる方、これから説得しようとしている方に、少しでもヒントになればと思います。初めに概要を説明すると以下の通りです。それぞれ説明します。

アコギを始めるとき回答①何か趣味があった方が良いと思っていた
回答②アコギ弾かないとカラオケに行ってしまいそう
回答③生活での協力があった
レッスンを受け始めるとき回答①違う曲も聴きたい
回答②家事育児も負担してくれていた
回答③レッスンのコスパが良い

妻に聴いてみた①:アコギを始めるとき

まずは、2020年5月頃にアコギを始めたことについてです。当時妻は妊娠中の状況でしたが、そんな大変なときに何故アコギをすることについて認めてくれていたのでしょうか。

これに対し、以下のような回答でした。

回答①:何か趣味があった方が良いと思っていた

妻
  • もともと何か趣味があった方が良いと思っていたんだ~。友人の旦那さんがボイトレに行ったら上手になったっていことも聞いたことがあったから、ボイトレとかどう?って提案したこともあったけど、おにおんクラブの反応はよくなかったよ笑。
  • 仕事が趣味、というのも良いことだけど、何かほかに趣味があった方がいろいろ生活も充実するからね。

私自身、昔からいわゆる趣味的なものはほとんどありませんでした。唯一カラオケが趣味でしたが、「趣味は仕事」と思っていました。

その分休日は休むと落ち着かない感じで、何か用事がなければ基本的には仕事していましたが、そんな状況を少し心配してくれていたようです。

回答②:アコギ弾かないとカラオケに行ってしまいそう

妻
  • コロナのせいで趣味のカラオケにずっと行けない状況で、アコギでも弾かないと(コロナ禍なのに)カラオケに行ってしまいそうだったし(笑)。それならアコギでも弾いたらと言ったんだよね。

自分はこの部分の経緯はあまり覚えていなかったので、この回答は驚きました(笑)。

たしかに、唯一の趣味がカラオケだったにもかかわらず、2020年頃はコロナで全然カラオケに行くことができず、かなり悶々としていた時期でした。しかも、実はカラオケは換気が結構良いのではという記事も見つけたりして、「カラオケもちょっとぐらいなら行っても良いかなぁ・・・」と思っていたこともあります。

karaoke_nessyou

そんな様子に妻は危機感を感じたようです。中学1年のときに購入して速攻挫折したアコギが家にあったので、アコギを弾くことを提案してくれました。

回答③:生活での協力があった

妻
  • あと、妊婦検診とかの付き添いも可能な限りしてくれてたし、色々協力してくれてたからね。

これもまたコロナ禍なので、妊婦検診は付き添いに行っても病院に入れませんでしたが、可能な限り行き帰りも一緒に行くようにして、近くのファミレスで待機したりもしていました。このあたりは心強く感じてくれていたようです。

妻に聴いてみた②:レッスンを受け始めるとき

また、2021年5月からは辻村先生のレッスンも受け始めます(受け始めた動機等については過去の記事「アコギのレッスンを受けようと思った理由」をご参照ください)。レッスンを始める際や、今もレッスンを受けても良いじゃない?と言ってくれた(言ってくれている)理由についても聴いてみました。

回答①:違う曲も聴きたい

妻
  • ギター弾き始めてからず~っと「空も飛べるはず」ばっかり弾いてて、それなのに「うまくいかない」って言ってて、うまいかどうかは分からなかったけど、さすがに違う曲も聴きたいな~と思ってレッスンも提案したよ。

確かに「まずは一曲弾けるようになろう。」と思い、2020年5月にアコギを始めてからひたすら「空を飛べるはず」を練習していました。しかし、Fコードがなかなかの難関で、上手になったような、なってないような、ということを繰り返していました。練習する方も進歩を実感できないのに良くやってたなと思いますが、聴いている側もなかなかの忍耐力ですね。レッスンに「通ってよい」というより「通ってほしい」と思うのも納得です笑。

komatta_woman

回答②:家事育児も負担してくれていた

妻
  • 家事育児の中でも、保育園の送迎、お風呂、休日の子どもとの外出とか、私が体力的にきついところは負担してくれてたよね。
  • 私の時間も尊重して、リフレッシュデイ(※家事育児を全部夫が担当する日)とかも設定してくれてたから、それぐらいいっか、とも思えたかな。
  • あとは、練習するのは息子ちゃんが寝てる朝とか夜で、息子ちゃんが起きているときには息子ちゃんを優先してくれてたからね。

家事育児の負担については、結構妻は強調していました。ありがたい限りですね。息子ちゃんが生まれてから、基本的には保育園の送迎、お風呂、食事補助等は私が担当しています。また寝かしつけの前の絵本等は半分ぐらい担当しているイメージです。

「リフレッシュデイ」は、普通に過ごしていると(仕事の都合上)妻の負担ばかりが大きくなってしまいがちなので、意識的に設定するようにした、家事育児全部夫が担当する日のことです。ただ、ほとんどの日は育児で力尽きて家事に手が回らないのですが・・・。この日にはできるだけ妻にも羽を伸ばしてもらうようにしています。

3点目については、私は息子ちゃんが起きている時間にもアコギを弾こうと頑張るのですが(笑)、大体嫌がられるので、絵本を読んだり、一緒にパズルで遊んだりしていました。そのため、練習は深夜か超早朝になります。

回答③:レッスンのコスパが良い

妻
  • それに、2曲か3曲「何か弾いて」って言われたときに弾けるぐらいだと「趣味」って言いやすくなるからね。その意味でも1年間目標を決めてレッスンを受けるのは良いことだと思ったよ。
  • まぁレッスン代とか、レッスンの場所代も毎月お金はかかるけど、唯一の趣味で楽しめるし、コスパは良いんじゃないかな。

妻が当初からここまで考えて認めてくれていたことも驚きでした。確かに、レッスンは受けてスキルが上がればその後のギター生活のクオリティを高めてくれるという意味で、改めてコスパが高い支出だなぁと実感しています。

最後に

妻へのインタビューではこのテーマでいろいろと話が盛り上がったのですが、最後、妻が以下のように言っていました。

妻
  • 色々あるけど、やっぱり「これだけやってくれている」と思ってもらえるかどうかが重要かもしれないね。

ということで、確かにアコギをする以上、時間的にもや金銭的にも一定の負担をかけてしまうので、その分自分も多くを負担できているか考えることが重要のようですね。

家族のコミュニケーションや家事育児の分担の在り方は本当に各家庭それぞれなので、違う考え方の方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、自分の経験が少しでも参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました