ライブ参加はオンラインか?オフラインか?

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この記事で紹介すること

みなさん、アーティストのライブに参加したことはありますか?ギター等も練習しつつ、憧れのアーティストのライブに参加してモチベーションを高めたい方も多いのではないでしょうか。

私も特にアコギを始めるようになってから色々なライブ等を見るようになりました。特に2020年頃はコロナ禍だったので、オンラインが中心だったのですが、その後オフラインでもいくつかのライブに参加する機会がありました。

オンライン・オフラインの両方のライブに参加するようになり、今は、オンライン・オフラインの両方の良さも強く感じるようになりました。そこで、この記事では、オンラインでのライブ鑑賞のメリット・デメリットを踏まえた「棲み分けの仕方」について自分なりの整理を紹介したいと思います。

ライブの鑑賞等(特にオフラインでのライブ)に迷っている方にぜひ参考になればうれしいです。

オンラインのライブについて感じたこと

多くの方々は、オフラインでのライブの方が先に経験することが多いと思うのですが、自分の場合はオンラインのライブの方が先に経験したので、まずはオンラインのライブのメリット・デメリットについてお話したいと思います。

メリット

ライブのメリットは以下の3つかと思います。

  1. 場所を選ばず見ることができる
  2. アーティストの姿もアップで見ることができる
  3. (録画の場合)繰り返し見ることができる

特に1点目のメリットは自分にとっては非常に大きいものでした。仕事や家族の関係で予定が流動的になってしまったりした場合に、オフラインの「とにかく決まった時間に決まった場所に行かなければならない」というハードルが非常に高くなってしまいます。

しかし、オンラインの場合は自宅や移動中等、インターネットが接続されていればどこでも視聴すること可能です。

また、リアルのライブでは、座席の場所によってアーティストの姿が良く見えなかったりもします。しかし、オンラインの場合はたいていカメラはとても見やすい位置から撮影をしてくれているので、アーティストの表情や細かい演奏の様子等が分かります。

さらに、録画配信の場合は、ライブの中で特に自分が気に入った曲や、よく聞こえなかったMC等を聞き返すことができます。

デメリット

ただし、オンライン配信で感じるデメリットもあります。それは特に以下の3点です。

  1. 会場の雰囲気が分かりにくい
  2. 余韻に浸れない
  3. アーティスト側から認識されにくい

やはり一番のデメリットは、オンラインのみだとカメラが固定されているので、参加者の様子も分からず、また、会場の箱のことも分からないので、会場の雰囲気を感じづらいところかと思います。

また、ライブ配信に限った話ではありませんが、オンラインの配信は、電源を切ってしまえばすぐに日常の世界に戻ってきてしまいます。全くライブの余韻に浸る時間がありません笑

さらに、オフラインの場合は、会場にいればアーティストの側から参加者の顔を見ることも可能です。しかし、オンラインの場合には、コメントがあったときのアイコンしか見えないので、基本的にアーティストの方からも認識されづらいです。

もちろん、それでも良ければ問題ないのですが笑、もっと推しのアーティストにお近づきになりたい!!と言う場合には、やはりオンラインではアピールしづらいかもしれません。

楽しむコツ

上記の通り、オンラインの場合アーティスト側からは、視聴者の温度感が分かりません。そのため、少し気恥ずかしいかもしれませんが、やはり、積極的にコメント等をして盛り上げていくことでアーティストの皆さんに熱を伝えられるとともに、自分自身もより積極的にライブに参加している感じを味わえます(特にコメントを読んでいただけたりした場合にはとても嬉しいですよね。)。

ちなみに、私もオンラインでライブに参加するまで知らなかったのですが、拍手をする場合には

「8888888」

とすれば拍手を意味するようです。咄嗟にコメントを書くのはなかなか気が引けますが、まずは出演者の皆さんに感謝を込めて「888888」とするのはいかがでしょうか。ぜひ使ってみてください。

オフラインのライブの良さ:圧倒的没入感

他方、オフラインについて言えば、オフラインのライブの良さは、上記のメリット・デメリットの裏返しになります。特に拘束時間が長くなってしまうのは結構きついですよね。。。

ただ、特に自分がオフラインのライブで良さを感じるのは、前で説明したオンラインのデメリットでの説明に合わせれば「会場の雰囲気」が分かるということなのですが、もう少し別の言い方で言うと「圧倒的没入感」があることです。

オフラインでの感じられる「雰囲気」についてより細かく分解すると以下のようなことでしょうか。

①周りの観客の雰囲気に合わせてリズムに乗れる:観客との一体感

②流れる音楽の振動を感じることができる:アーティストとの一体感

③ステージにいるアーティストや同じ会場にいる観客を見ることで、視覚的にも「同じ場にいる」と言う感覚を共有することができる:観客・アーティストとの一体感

「画面で見ていたアーティストと一緒の場を共有し、みんなで楽しんでいる」という感覚は、オンラインがどこまで進化してもオフラインにはかなわないような気がします。

ちなみに私が最近参加したライブで印象に残っているのは、日比谷音楽祭2023の弓木英梨乃さんのライブです。本当に素敵でした・・・・(詳細は以下のリンクをご参照ください)。

まとめ

ということで、今のところ自分の場合の棲み分けとしては、とりあえずオンラインでのライブ等を聞いてみたりしたうえで、さらに、より「集中したい」という曲やアーティストのライブであれば、オフラインで参加する形になるのかなと思います

アーティストの皆さんからすれば「ぜひオフラインで」というところかもしれませんが、オンラインがあることでさらに「オフラインで聴きたい」という気持ちが生まれることを考えると、ぜひ、すそ野を広げるためにも、可能であれば、ライブのオンライン配信も続けていただけると嬉しいなと思うところです。

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