アドリブへの道の第一歩~ブルースのフレーズ集の紹介~

guitar_photo ツール紹介

(このブログ記事にはアフィリエイト広告が含まれています。)

この記事で紹介すること

みなさん、こんにちは。アコギをしている皆さん、「アドリブ」にあこがれはありませんか?私はとてもあります笑。また、アドリブができるようになるまで、いろいろな動画を見てもやはりわからない部分も結構あったので、アドリブがメインのジャズを学んだ方が良いのだろうか・・・などと悩んでいました。

こんなことを先生に相談したところ、「ブルースを練習してみるのが良いのでは」ということでアドバイスをいただきました。ただ、じゃぁブルースって何を練習するの?と思ったときに、役立ちそうな本があったのでご紹介させていただきます。また、現時点でのアドリブに関する今までの疑問についても併せて紹介したいと思います。

今までの疑問

とりあえず、私もアドリブをしたい!と思って探していると、とりあえず、ペンタトニックスケールを練習すればよい、みたいな話がありますよね。そして、基本はAmペンタトニックスケールだ、という話を聞いて、とりあえず、以下の形のAmペンタトニックスケールを覚えました。

理論講座ペンタトニック・スケール〜マイナー・ペンタとメジャー・ペンタ
ペンタトニック・スケールは、ギターを弾く人が真っ先に覚えるスケールです。世の中のギターソロの7割ぐらいはこの音階に基づいてできているんじゃないかと思えるほど。ギタリストには必須で最重要なスケールです。 目次 1 ペンタトニックとは1.1 ペ

そこまでは良いのですが、いろいろなアドリブの動画を見ても、そこから「適当に弾いていく」というところに飛躍すること多くないでしょうか笑。しかし、適当に弾いてみても以下のような感じでひっかかります。

①まずフレーズが頭に浮かばない

②適当に弾いてもやっぱりNGの音はある気がする

そんなときに最近知ったのは、その「取りあえずペンタトニックスケールを弾く」と「適当に弾いてどうにかなる」の間が「ペンタトニックスケールで使えるフレーズをたくさん覚える。」というフェーズがあるようです。確かに、昔英語やほかの外国語を勉強したときに、一番英文を読みまくったり、文章単位で覚えまくったりしたときが一番英語で話したり書いたりできるようになった気がしたので、音楽も一緒かもしれません。

書籍の特徴

小川智也『4小節単位でブルース・フレーズのレパートリーが増やせる本 増補版』

この本、たまたま、アコギの弦を変えるために楽器屋さんでみつけました。ずばり小川智也『4小節単位でブルース・フレーズのレパートリーが増やせる本 増補版』です。

この本は、2023年7月に発行されたばかりでして、最近出版された書籍です。

購入を決めた理由

最近購入したばかりでまだ練習ができていないので偉そうなことは言えないのですが、なぜ購入しようと思ったかについては、記憶がフレッシュなうちにご紹介したいと思います。

①4小節ずつなので、練習がしやすそう

まず「4小節単位」というのが心惹かれました。先ほどご紹介した通り「いろいろなフレーズを覚える」ことが重要だとすると、あまり長いのばかりだとすると気が滅入ってしまいそうです。しかし、4小節であれば覚えられる可能性はグッと高まると思いますし、「使えるフレーズを増やす」という目標にぴったりなような気がしました。

②アコギでもかなりのフレーズが弾ける

また、表紙にはエレキギターの写真があるので、アコギで弾けるかな?とちょっと気になりました。確かに、一部20フレットを使うフレーズもあり、それさすがにアコギは厳しいですが、ほとんどのフレーズは、14フレットジョイントのギターであれば十分に弾けるものです。その意味では、アコギを練習している人にも役立つ書籍かなと思いました。

③ストリーミングで音源をすぐ聞ける

この本、CDが付いているので、CDプレイヤーで流さないといけないのかなと思ったのですが、実はストリーミングでiPhoneからも聞くことができます。それぞれ使いやすい方を選んでくださいという配慮でこれもありがたいですね。

④キーはAのみ、バッキングパターン、テンポも同じ。

さらに、キーはAのみです。つまり、Amペンタトニックスケールのフレーズをたくさん弾けるということです。これは、「ペンタトニックスケールで使えるフレーズをたくさん覚える。」という目標にもぴったりですよね。

あと、コラムも結構面白くて読んでしまいます笑(個人的には、特に「ブルース・セッション・バーでの出来事」を興味深く読ませていただきました。)

特にマスターしたいフレーズ

既にいろいろなフレーズがあって面白いなぁと思いながら聞いているのですが、格好良い&練習になりそうという意味で、まずは以下のフレーズをマスターしたいと思っています。

  • 起奏01 定番!マイナー・ペンタのシンプル・フレーズ:Amペンタトニックスケールをどう弾いたら格好良くなるのかわかると思います。まずは、5弦から始まる定番のペンタトニックスケールを使ったフレーズをしみこませることが重要かなと思っています。
  • 送奏01 駆け上がり系の定番マイナーペンタ:さらに、ペンタトニックスケールについてはやはりポジションを変えて弾きたいですよね。そのためにも、このフレーズはマスターしておきたいなと思います。
  • エンディング・ネタ01半音下行を使った頻出度NO.1のエンディング:これは、単純に格好良いです笑。多分「何か弾いてよ」と言われたときに、このフレーズをサラッと弾くことができれば「おぉ~」となってもらえそうです笑。

この本で紹介されているフレーズは、番外編も含めると70以上あるので、ぜひ一つずつ制覇していきたいなと思います。

最後に

ということで、アドリブでのギターフレーズの練習に迷っている方は、小川智也『4小節単位でブルース・フレーズのレパートリーが増やせる本 増補版』をぜひ見てみていただければと思います。

とりあえず、今回は購入直後の感想をブログに書かせていただきましたが、一通り練習できた段階でもまた記事に残せればと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました