オープンマイクでアコギ弾き語りをしようと思った理由

guitar_photo 弾く・歌う

この記事で書いてあること

アコギを練習している方で、オープンマイクなどに参加して演奏をしようかどうか、迷われている方、実は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

以下の記事で、当初は人前で弾き語りを披露することは考えていなかったものの、考えが変わって、オープンマイクに参加することになったことについて書かせていただきました(まだオープンマイクでの弾き語りは1回ですが・・・)。

まぁ、オープンマイクにでるかどうかは、それぞれ好きなようにすればよいと思うのですが笑、迷っている人にとっては、自分の考えの変化も参考になるかもしれないと思い、この記事で書かせていただくことにしました。

人前でアコギ弾き語りをすることへの強い抵抗

自分の場合は、カラオケで他の人と歌うことは全然抵抗ないのですが、人前でギターの弾き語りをすることには、なぜかとても抵抗がありました。今から何故そんなに抵抗があったのか考えると、自分の中には以下のような理由があったと思います。

  • 自分が楽しむためにギターをしてきた
  • 人前で弾けるようなレベルではない
  • ミスしたら恥ずかしい

それぞれ若干補足します。

理由①:自分が楽しむためにギターをしてきた

これは、後から考えると言い訳にしていたかもしれませんが、やはり、アコギの良さ(と自分が思っていたこと)は、誰と合わせなくても一人で演奏を楽しめることです。

アコギは、人から評価されるわけでもなく、人間関係に悩むこともなく、練習の進捗状況を合わせる必要もなく、一人で可能な範囲で、好きなように弾いていくことができる楽器です。

ある意味そのゆるさでアコギを楽しんできたのにオープンマイクで歌うとそれが崩れてしまうように思えました。

理由②:人前で弾けるレベルではない

また、普段YoutubeやTiktokでは自分が感動したアーティストの動画を見る以上、当然、素晴らしい歌声・テクニックで弾き語りをしている人の動画ばかり見ています。実際、オープンマイクで歌う様子をSNSに掲載している方も、非常に上手な方ばかりでした。

練習時間も何とか週に何度か短時間ギリギリ確保できている自分のレベルは、当然そのようなレベルとは、全く違います。そんな自分が人前でアコギの弾き語りをするなんて、相当場違いなのではないかと思っていました。

理由③:ミスしたら恥ずかしい

どうしても人前で弾くのであれば完璧なものを弾こうと思いがちです。昔のピアノの発表会みたいなイメージでしょうか・・・。

そうすると、どうしても人前で弾き語りをすることは、ミスをせずに弾き通す「成功」か、演奏の中でミスをしてしまう「失敗」か、のどちらかしか考えられませんでした。当然そのような考え方だと、「失敗」の可能性が非常に高くなりますし、不安が非常に強くなるため、あまり楽しめません。

考えが変わったきっかけ

自分の上記の考えが少しずつ変わっていったきっかけは、①辻村先生のレッスン、②知人のオンラインライブの2つです。

辻村先生のレッスン

まずはやはり辻村先生のレッスンで、今後の目標について相談に乗っていただいたことが大きく、相談を通じて「自分はやはり人と音楽を楽しみたい」という気持ちを持っていることを見つけることができました。これによって理由①の障害を取り除くことができました。

また、理由②についても、他の生徒の方々の例も踏まえて「おにおんクラブさんはもう十分オープンマイクで歌えるレベルになっている」ということをおっしゃっていただいたことはとても大きかったです。また、上記理由②に記載の「比較対象がいつもあなたが動画見ている人になっているのでは」との指摘もいただきました。本気で音楽で生活していくことを目指している人と、趣味でやっている人の違いはあって当然ですよね。この指摘は目からうろこでした。

知人のオンライン動画配信

もう一つ、自分の中で重要だったのが、ギターを始めて確か1か月程度の知人が、「人前で弾くことが練習になる!」と言って、オンラインでのライブ配信をしたことです。

もちろん、初めて1か月なので、コードの切り替えもたどたどしいところも残っていますし、ちょいちょいミスもしたり止まったりするのですが、弾いている本人、そして、ライブで見ている人たちが、本当に楽しそうで、また、私自身もそれを見てとても楽しんでいました。

この知人の動画を見て、「ミスしたって楽しめるんだ」と言うことに気づき、改めてオープンマイクでの弾き語りを目標として考えるようになりました。

最後に~何が変わったのか~

では、最終的に何が変わったのかというと、上記2つの経験を通じて

ミスをせずに弾き通す「成功」か、演奏の中でミスをしてしまう「失敗」か 

から

自分・参加者が楽しめる「成功」か、自分・参加者が楽しめない「失敗」か

に判断の軸が変わっていきました。

また、オープンマイクに参加することにした結果、特定の曲を集中してて練習でき、さらに、初対面の方々とアコギの弾き語りで盛り上がりを共有できた(結構ミスをしましたが・・・苦笑)ので、オープンマイクに参加して本当によかったとおもっています。

少しでもこの記事がアコギ弾き語りを人前(オープンマイク)でするかどうか迷っている方に参考になればうれしいです。

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