このブログで紹介すること
アコギを色々見ていると、2桁万円後半のアコギや3桁万円のアコギがありますよね。基本的には手が届かないので自分には関係ない!と思いつつ、「そんなに良いのだろうか・・・」と気になりませんか?そんな方向けに①違いの説明や、②弾き比べの動画の紹介をしたうえで、③他の楽器(ヴァイオリン)との比較での推測をしてみたいと思います。
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値段の高いギターとそうでないギターの違い
何故高いのか?
色々アコギを見てみると、どうやらギターの値段が高くなる要素は以下のような点があるようです。
- ギターの素材・パーツの値段
- 生産されている量(数量限定等)
- 生産されてからの年数・保存状況
まぁ、確かに、雑な比較かもしれませんが、同じ腕時計であっても、文字盤にダイヤが埋め込まれていたり、ベルトが純金でできていたり、その機械がより正確なものであれば高くなりますよね。ただ、時計の場合と違って楽器は音を鳴らす道具なので、音にどの程度影響するのかも気になります。
安いギターと高いギターの比較の動画
高くなる要素はいろいろあるということですが、ではアコギの場合は何が違うか知るためにはやはり聴いてみるのが一番です。安いギターと高いギターの弾き比べの動画には例えば以下の2つがあります。
ぜひこちらも聴いてみてください。個人的には、深いことは分かりませんが、なんとなく高いギターの方が響きが良い気がしますね。
ヴィンテージギターを紹介している動画
ヴィンテージギターに関する動画チャンネルで私が良く見ているのは、以下の「アコギ専門 オットリーヤ ナカザワギター」のチャンネルです。
アコギの王道(そして値段が高い!!)であるMartin D-28や、Gibson J-45の弾き比べはもちろん、その他高級素材のハワイアンコアやハカランダ等のギター、そして、ヴィンテージのアコギを惜しみなく紹介しています。この店主の方の語りも熱がこもっていて、説明も引き込まれてしまいます。
ヴィンテージギターは、店舗に行って試奏することもかなり憚られるので、このように動画でたくさん紹介していただけるのはとても助かりますね。
ヴァイオリンとの比較で考える
ストラディヴァリウスに関する書籍
正直、アコギについては、高値で販売されているものや、ヴィンテージのギターの音の違い等については、あまり明確な説明がない印象です。そこで、他の楽器に何かヒントはないかと思い、以下の書籍を見つけました。
ストラディヴァリウスは、ざっくりと言えばストラディヴァリさんが作ったヴァイオリンのことです。よくヴァイオリンの名器として非常に有名なので、名前を聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上記書籍で紹介されている中で最も古いのは1697年製「レインヴィル」です。すごいですね。1967年ではなく1697年です。2018年10月に東京で開催される「東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018」に展示されたストラディヴァリウス21艇の総額は210億円(同書p19)。まさにヴィンテージの極みと言った感じですね。
ストラディヴァリウスの特徴
では、その何百万どころではなく十億レベルのする楽器であるストラディヴァリウスは何が違うのか。この書籍の中ではp117以下で以下のように説明しています。
- 音色の秘密① 高音・遠鳴り・倍音
- 音色の秘密② ニス・木材
確かに遠い昔にテレビ番組で、ストラディヴァリウスの音色を科学的に解析した結果、ホール等でも全方向で音色が遠くに届くのが大きな違いであることが分かったという分析していた記憶があります。そのあたりはこの書籍の中で言及されている「遠鳴り」とも一致するところです。
また、紹介した比較動画で見ても、やはり高値のギターは音の広がりがとても良い気がします。「倍音」のあたりは正直動画では全然分からないのですが、「良い音がよく広がりよく届く」というあたりが、ヴィンテージギターにも共通する特徴なのか?というのが現時点での仮説です。
最後に
ということで、もっと高級ギター・ヴィンテージギターを弾いた経験があれば、さらに色々と具体的な言及ができそうですが、そのようなことをしては生活が破綻してしまうので笑、現時点ではこのあたりの分析でご容赦ください。
とりあえず、仮に将来的に良いアコギを買うにしても、より多くの人に聴いてもらいたい!と自分が思うぐらいまで自分のスキルをあげることがまずは最初かなと思いました笑。
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