初めに
みなさんこんにちは。先日6月30日にフェンダーが世界初の旗艦店を原宿でオープンしたことがニュースになっていましたね!日比谷音楽祭でライブに参加させていただいた弓木さんもオープニングセレモニーに参加されていましたようです。
ギター好きとしてはぜひ見なければ、ということで、先日、旗艦店に行ってみました。フェンダーはエレキギターのイメージが凄い強かったのですが、アコギの展示・販売もあり、様々なギターを手に取ることができました。また、ブランドショップに入ったような満足感があり、とても贅沢な時間を過ごせました。ここでは、自分が回ったルート、その感想という順番に、紹介したいと思います(以下は外観の写真です)。
見学ルート
フロア構成
店舗は原宿にあり、全体で地下1階から3階まで全部で4フロアで構成されています。フロアの概要は以下の通りです。
地下1階:アコースティックギター、カフェ
1階:エレキ・ベース・小物類(Tシャツ等)
2階:エレキ・ベース(アンプの試奏スペースもあり)
3階:ヴィンテージギター等
自分は、1階→地下1階→2階→3階の順番で回りました。ちなみに、地下1階・1階・2階はエレベーターでも移動できるのですが、3階はエレベーターでは行けず、階段で行かなければならないので注意が必要です。
1階
まず1階のフロアに入ります。ここでまずはびっくりするのは、入口にドアマンが立っていることです。他のお客さんのときには扉を片方開けていたのですが、自分がベビーカーと一緒にいるのを見ると、すかさず両方の扉を開けてくれました。ジェントルマンですね・・・!
また、外観からは分かりづらいのですが、非常にスペースにゆとりがあります。多くの楽器店では、ベビーカーが入るとギリギリか、絶対に入れないスペースであることが少なくありません。しかし、ある程度お客さんもいたのですが、ベビーカーで通ってもそこまで狭さを感じませんでした。
さすが世界初の旗艦店だけあって、外国人の方のお客さんも大変沢山いらっしゃいました。
地下1階
1階を通った後、エレベーターでアコースティックギターが置いてある地下1階に行きました。
フェンダーのアコギを弾いたことがなかったので、どんな感じなのか確かめるべく、ミニアコースティックギターを試奏させていただきました。
また、フェンダーが開発した、「これ1本でエレキとアコギも両方弾ける!」というアコースタソニック(詳細はこちら)も全種類おいてありました。ちょっとタイミング的に地下1階で試奏ができなかったのですが、2階にも置いてあったアコースタソニックを少しだけ触らせてもらったら、思ったよりアコギでびっくり笑。
エレキもアコギも両方弾ける!と言う方にはピッタリだと思います。
また、今回私は寄りませんでしたが、カフェで一休みすることができます。
2階
次に、地下1階からエレベーターで2階へ。アンプの試奏ができる部屋があるということで2階に行ったのですが、アンプの試奏の前に素敵なギターがたくさんあり、思わず1個気になったエレキギターを試奏させていただきました。
ヘッドホンで試奏させてもらえるので周囲が気になりません笑。ボリュームの調整・エフェクターの機能も付いているアンプ(こちらのアンプだと思います)に接続し、リバーブを強くしたり、響きを抑えてみたり、色々なサウンドを楽しむことができました。エフェクターの違いによって全然違うので思わずニヤニヤしてしまっていたので、妻と子供がいたからよかったですが、一人でいたら変な人になっていたかもしれません笑。
折角エレキを試奏できるということで「Smoke on the Water」のイントロを家でアコギで少しだけ練習した上で、試奏で弾いてみました。エレキで弾くとやっぱりめっちゃ格好良いですね!
ほかにもエレキギターの展示スペースもあり、数々のミュージシャンが使っているエレキギターを見ることができました。
アンプの試奏スペースでは、アンプやギターの展示もしてあり、多くの方々に聴かれるのはちょっと恥ずかしいので、見るだけにしました笑。
3階
最後は3階のスペースです。
階段を上っていくと、非常に装飾の凝ったヴィンテージギターが展示されており、さらにその奥の展示スペースの手前には重厚そうな扉がありました(雰囲気に気圧されて写真を撮り忘れました・・・)。
これはかなりハードルが高いな・・・。どうしようかな・・・。
そんな発想が頭をよぎったのですが、そこは心を強くもって何とか入りました(私の前の人もかなり逡巡していましたが、結構ラフな格好の人が中から出てきて、意を決したようです笑)。
オーダーメイドのギターの注文もできるVIPスペースもありました。他にも古そうなヴィンテージギターがたくさん。そもそも値段の表記もありませんでした(このレベルになってくると、値段を気にするのも野暮なのでしょう笑)。
おススメポイント
ということで、結構長くなってしまいましたが、全体を通して感じたことを幾つかまとめたいとおもいます。特に強調したいのは以下の2点です。
エレガントな気分になる
全体を回って一番強く感じたのは
とてもエレガントな気分になるなぁ!
ということです。何故エレガントな気分になったのか、もう少し店舗内でのことを思い返してみると、以下のような要素が重要だったかもしれません。
- 高級ホテルのような丁寧な接客をしてみらえる。
- 全体的にゆとりのある配置になっておりスペース的にも余裕がある。
- 試奏するとき、店員さんがずっと張り付いている訳ではなく、気まずさがない。
- 試奏スペースがたくさんあるので人を待たせる罪悪感もない。
ということで、ギターは全体的に10万円以上するものばかりでしたが、これだけプレッシャーもなくじっくり選ぶことができ、また、スペースに余裕があり、エレガントな気分になると、なんとなく10万円以上のギターでも高く感じなくなるのが不思議です笑。
ベビーカーでも安心
また、3階は難しいですが、地下1階~2階はエレベーターで移動することができ、他の楽器店と違って非常にスペースがあるので、フロア内の移動もとてもしやすいです。
また、地下1階にはカフェがあり、子どもたちが疲れたらカフェで一休みも可能です。
基本的に楽器屋さんに子連れで行くことはあきらめることが多いかと思いますが、ここの店舗であれば、ベビーカーで子どもと一緒にチャレンジ可能かと思います(ただ、トイレについては確認するのを忘れてしまいました。。。大人用のトイレはありましたが、子供用のトイレはないかもしれません・・・)
最後に
ということで、フェンダー旗艦店に行った感想を書かせていただきました。以前こちらの記事でご紹介したYAMAHA銀座店ほど「店員に声かけなくてもすぐ弾ける」という程ではありませんが、他の店舗よりかはかなり試奏のハードルは低いかと思います。
ぜひギターに関心がある方は一度は行ってみてください!
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