「仲良く」がしんどい人へ

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この記事のテーマ

昨日、新曲披露したことを書いたばかりですが、以前の記事においてもお話した通り、自分の特性として、どうやらメロディよりも言葉が出てきやすいことが分かりました。

そこで、メロディーはともかく、まずは歌にしたい気持ちをブログに書いてみようと思います(今回は第二弾です。)

今回のテーマは、「仲良く」がしんどいなーと思っている方々向けに、「友達」ということをテーマとした局にしたいと思います。「友達」というと、「心の友よ~」みたいなポジティブな内容が多いですが、自分の経験から少し違う方向で考えています。

友達について

「みんな仲良く」のしんどさ

よく小学校ぐらいから「友達と仲良くしましょうね」ということは言われますよね。しかし、この言葉、結構しんどいですよね。太宰治の『人間失格』で主人公が人との付き合いの際には「道化を演じている」(正確な表現ではないかもしれません・・・)といういことをお話していますが、誰にでも合わせるということは、ある意味そのような行為に近い気がしています。

「友達」って何なんでしょうか。一緒に飲むこと、一緒に遊ぶこと、長い時間一緒に過ごすことでしょうか。同じ学校、同じ会社にいたら「友達」でしょうか。

もちろん、みんなで楽しく過ごすことはできた方が良いと思いますが、そもそも人生の経験も性格も全く違うのに楽しいことが全く同じ可能性はとても低いですし、何よりもそれぞれが持っている時間は有限です。そんな中で、色々な人と「友達」「仲良しの知人」として飲み会をして、一緒に遊んでも、自分の時間はいくらあっても足りないですし、何よりそんな中で「道化」を演じている自分がしんどくなっていくと思います。

また、何故か一緒にいると自分の嫌なことばかり目立ってしまい、疲れてしまう人もいますし、そのようなことが増えていくと自己肯定感もどんどん下がっていきます。

でも、これは、自分やその相手が問題なのではなく、そもそも関係性が近くなってしんどくなっている状況なので、多くの場合は、関係性や距離感を変えれば色々変わってくることもあるかもしれません。

自分の居場所を変えてみる

一時期、人間関係が嫌になってしまった時期がありました。でも、基本的に人との関わりは好きな方なので、そのときには、とにかくどうすればもっと孤独に耐えられるかということを真剣に考えて心理学の本を沢山読みました。しかし、そんなことを考えてしまう、心の狭い自分が本当に嫌でした。

そんな中、自分の知り合いが全然いない、自分が興味のある分野のイベント等に参加し、自分が好きなことを見つけ、一緒にいて楽しいと思える人達と少しずつ出会うことができるようになってきました。

「みんな」には好かれなくても、世代も活動場所も異なるけど同じ志を持ったその人たちと一緒にいればいいんじゃないか。そう思い、自分からそういう方々に積極的にコミュニケーションをとろう、そう思うと少しずつ自分の周りの世界も変わってきました。もちろん、合わない人を無視してよい訳ではありませんが、世の中は広く、別に、仲間や友達は色々な場所にいるのです。

「適当な距離」は変わる

きっと、今でも、色々な人間関係に悩んでいる人がたくさんいると思います。もし、今しんどい思いをしている方がいれば、もしかしたら、一度仲良ければずっと仲良くしなければならない、という考えに縛られているのかもしれません。

そもそも、ある時とても気が合う友達で仲良かったとしても、時間が経ち、それぞれの環境が変わったりすると、同じように話が出来なくなるタイミングも出てくると思います。それを考えると、遠ざかることや近づくことも含めて「適当な距離」を探し続けることが必要なのかもしれません。

人との関係性、距離感を悩んでいるとき、そんなふうに関係性も変化することが当たり前なんだということを考えると、「仲良くできない自分」へのいら立ち等も少なくなり、少し気が楽になり見える世界が変わってくるかもしれません。

ポジティブな関係性を増やすために

以上、めちゃくちゃネガティブなことばかり書いてしまいましたが、人生振り返ってみるとしんどい時に支えてくれたり一緒にサポートしてくれたのもやっぱり友達でした。

「友達」というと密に連絡をとって、頻繁に会うイメージがありますが、一緒にいて落ち着く人であれば必ずしもそのような関係性に拘る必要性はないのかなと思います。

特に社会人として働き始めたり、結婚・育児もしたりしていると、お互いの都合をつけることも難しくなります。しかし、特に気の合う友達だと、あの友達に●●という言葉をかけてもらったなー、××してもらったなーという感謝の気持ちをもち、それを思い出すだけで嬉しい気持ちになると思います。

そんな気持ちになる友達と時々会ったりすると、心配して色々アドバイスをくれたり、アドバイスでないにしても、しんどい時に一緒に過ごしたりしてくれています。やはり、そんな友達は本当にありがたいですね。そんな風に、そのような素敵な関係性があるのであれば長期間会っていなくてもやっぱり「友達」なんだと思います。その意味で、自分や友達にとっての適度な距離感を掴めば、ポジティブな関係性も増えていくかもしれません。

最後に

なんだかまとまりのない文章になってしまいました。でも、「仲良く」がしんどいなー、友達作るのへただなー、と思ってしんどい思いをしている人に少しでも力になれればうれしいです。

ということで、コード進行等のイメージも全く湧いていないのですが、若干しんみりした感じなので、マイナー調でバラード的な曲にできるとよいのかなとも思っています(元気を出して的なイメージ)。ただ、作り始めたら全然違う内容になるかもしれません笑。

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