この記事で紹介すること
これからレッスンを受けようか悩んでいる方、特に、特になかなか時間の確保が難しい社会人の方は、オンラインレッスンだったらできるかなと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、自分自身オンラインレッスンも以下のような懸念を持っていました。
・オンラインでギターの音とかうまく伝わらなさそう・・・
・画面が小さくて左手とか見れないんじゃないか・・・
・データ通信足りるだろうか・・・。
私がアコギを始めた2020年5月はコロナ真っ只中でしたので、実は2022年12月までの1年半、ずーっとオンラインのみでレッスンを受けてきましたし、その後もオンラインレッスンを多用しています。その中で見えてきたオンラインレッスンを上手に活用するポイントも少し見えてきたので、この記事で紹介したいと思います。
オンラインレッスンの道具
まず、自分がオンラインレッスンでそろえたものは以下のものです。もちろん、これ以外に、アコギ、チューナー、カポ等一般的にギターレッスンで必要なものは準備しました。
- カメラ関係:iPhone11、ミニ三脚
- サポートグッズ:PC又はタブレット、ノート、ペン
- あれば便利:譜面台、充電器
順番に少しずつ解説をします。
カメラ環境
まずはオンラインレッスンの肝となるカメラ環境についてです。
【iPhone】
当初、iPhoneで写すか、PCで写すか迷いました。PCでまずは映してレッスンを受けてみたのですが、先生の側にギターの音などが聞こえづらかったようです。そこで、カメラ・マイクをiPhoneに変更してみたところ、iPhoneの方がはるかに聞こえやすいとのことだったので、それ以降ずっとiPhoneで撮影しています。
なお、iPhoneの欠点は、画面が小さいことです。確かに画面が小さいと見えづらい場面もあるのですが、普通にコミュニケーションする分にはあまり不便を感じません。ただ、画面共有で見せていただくときには、文字が相当小さくなるので、読んでいただくか、画面上で大きくしていただくかをしていただく必要があります。
【ミニ三脚】
iPhoneやiPhoneケースだけではそのままではうまく自分の方にカメラを向けることは難しいように感じました。そこで役立つのが、iPhone用のミニ三脚です。これがあると安定したまま、カメラを上下させたりすることができるので、オンラインレッスンには必須アイテムだと思います。
サポートグッズ
【PC又はタブレット】
iPhoneでオンラインレッスンを受けると案外盲点だったのが、オンラインレッスンを受けている途中、iPhoneから別の音を出すことができないという点です。
そのため、ある曲の音源を聞くときに、例えばYoutubeを聞きたくても、聴けなくなってしまいます。そのため、iPhoneとは別に、PCやタブレット等、音源を再生できるものがあると便利です。
特にタブレットでもオンラインのURLに入ることができると、タブレットの画面の方で共有画面を見ることができるので、画面が小さい問題も一部解決することも可能です。
【ノート、ペン】
これも案外見落としがちですが、iPhoneでレッスンを受けると、iPhoneで記録をとることができません(当たり前なのですが・・・)。そのため、レッスンで受けたことを記録するためのノート、ペンがあると、レッスンで学んだことをメモで残すことができます。
普段私はほとんどのことをiPhoneに記録していることが多いので、ノート・ペンは結構忘れがちです・・・。
あったら安心のグッズ
【充電器】
1時間程度のレッスンであれば、充電しなくても問題ないと思いますが、夜にレッスンを受ける場合などは気が付いたらバッテリの残量も少なくなっていることもあります。その意味では、充電できる場所でオンラインレッスンを受けるのであれば、充電器はあった方が、安心してオンラインレッスンを受けることが可能です。
【譜面台】
iPhoneと練習曲の譜面の位置関係が結構悩ましいところです。机の上に三脚を載せてiPhoneで撮影をしてオンラインレッスンを受ける場合、机の横に楽譜を置くと結構見づらいんですよね・・・。
譜面台は、あえて自分で用意するほどのことではないかもしれませんが、譜面台があると、譜面は近くに置くことができるので、よりレッスン中も練習がしやすくなります。
オンラインレッスンの場所
スタジオ
オンラインレッスンの場所として、スタジオも考えられます。理由は以下の通りです。
- ギタースタンドがある
- アンプもつなげられる
- 譜面台も置いてある
ただし、スタジオであれば何ならマイク等のセッティングもできますし、個人的には、折角音楽環境が整っている状況であれば、オフラインでのレッスンの方がそのメリットをより活かせるように思いました。
また、直前のキャンセルの場合、スタジオ代についてキャンセル料も発生するのは痛いところです。
カラオケ
と言うことで、個人的に今でも一番よく使っているのはカラオケです。ただし、カラオケについても以下の点については注意が必要です。
- 電源がない場合もある
- 案外となりの音が聞こえる
- 部屋によっては非常に狭い(※)
※ただし、予約や受付のときに「一人だけどギター弾きたいので少し広めの部屋でお願いしたいです。」とリクエストすると、広い部屋に通してくれることも多いです。
電源については前述の通りですが、オフラインでは全然気にならない音でも、オンラインで出せる音量に限界がある中だと、隣の音が結構うるさく感じてしまうこともあります。どうしても回りの音をしっかりと遮断したい場合には、スタジオの方が良いかもしれません。
青空教室(河原)
ちなみに、オンラインのメリットは、iPhoneなどがあればどこでもレッスンを受けられることです。自分の場合、あるレッスンの時に、スタジオを予約できていないことを直前に気が付き、しかも、カラオケも開いていない時間だったので、河原でオンラインレッスンを受けたことがあります。
夏の炎天下で灼熱のレッスンでしたが、これはこれで開放感があって良かったです笑。
オンラインレッスンの時間
オンラインレッスンの時間帯としては平日夜又は土日がおすすめです。
一度仕事を調整して、平日の昼の時間帯にオンラインレッスンを受けたことがあるのですが、以下の3点から、平日昼にするのはすぐにやめました。
- 仕事のメールが気になってしまう
- 電話が来たときにレッスンが強制的に中断されるリスクがある
- 前後の仕事の関係で急遽キャンセルが必要になる場合がある
オフラインレッスンであれば、レッスンに集中しやすいのですが・・・。
最後に
ちなみに、カメラが小さくても、押さえ方等についても色々とご指摘をいただくこともできました。当初は「オンラインレッスン難しいのかな」と思いこみもあったのですが、このように道具をそろえて、場所が用意できれば、あまり抵抗感なくギターであってもオンラインレッスンが可能だと思います。
ギターについてオンラインのレッスンを受けようか迷っている方々に少しでも参考になればうれしいです。
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