作曲の流れをストーリーで学べる本

music_sakkyoku_guitar_man 作る

この記事で紹介すること

こんにちは。自分も作曲をまだ始めたばかりのひよこですが、「どんな風に作っているのか」って全然イメージできなくないですか?

そんなことを思っている方にピッタリな本を見つけたので紹介します。『作曲少女2 転調を知って世界が変わる私たちの話』です。一応ネタバレはしないように知識面についてだけコメントしているのでご安心ください笑。

※内容についてより基礎的な内容を知りたい場合は「作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話~」もありますので、興味があればそちらもご覧ください。

この本で学べること

この本では、大体以下のようなことが学べます。

  • スケール
  • 即興作曲
  • メジャー/マイナー
  • ジングルゲーム
  • 転調とサークル・オブ・フィフス(五度圏)
  • 詞先作曲

もちろん、これらの知識を教科書的に学ぶことは他の本でも可能です。しかし、知識も単に羅列されているだけでは、特に自分のように経験が浅いと正直全然頭に入ってきません。

この本では、主人公のいろはがいろいろと挑戦をしていく中でいろはの友人の珠ちゃんが教えてくれるので、何故その知識が必要なのかも一緒に学ぶことができます。

この本を読んだ感想

分かったこと

知識自体についてはいろいろなところで学んでいるので(その割には実践ができていないのですが・・・)、自分自身が新しく知識を得たのは「詞先作曲」のパートでした。

他のYoutubeでも詞先が多いということを聴いていましたが、実際どのような難しさがあるのかイメージできませんでした(言葉に適当なリズムを付けてメロディーをつける方がむしろやりやすい気もしました・・・)。

ただ、この本を読んで、1曲として考えたときに全然難しさが違ってくるということが分かりました。4小節だけを作ることと、1曲を作ることはかなり違いますね。

分からなかったこと

個人的に「アドリブ」もできるようになりたいと思っているのですが、「スケールが分かる」と「アドリブが弾ける」ということの間には若干まだ距離があるような気がします。が、この書籍でもその部分はあまり詳しくなかったのがちょっと残念でした(このあたりは感覚的にやっていくしかないのでしょうか・・・)。

共感したこと

あとは、「好きなことがないときはどうすればよいでしょうか」という問いが、この本では裏の?テーマになっています。このあたりは「転調を知って世界が変わる」という本のサブタイトルにもかかっているのかもしれません。

カラオケやギターをするまで自分もこれと言った趣味がなかったので、猛烈にこの疑問に共感しました。今は殆どこのような気持ちはないのですが、何に対しても興味の薄い自分自身へのいら立ち、そのようなものを持っている友達に対するうらやましい気持ち、色々な気持ちが思い出されました。

最後に

ということで、今日は『作曲少女2 転調を知って世界が変わる私たちの話』の紹介をさせていただきました。

特に作曲の流れをストーリーで学びたい方、ぜひ読んでみてください。

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