好きな曲紹介②:「元気を出して」(アコギでの演奏のコツも少しあります)

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この記事で紹介すること

日本人のほとんどが知っていると思われる名曲「元気を出して」。私はこの曲が結構好きで、レッスンを受け始めて一番最初の1年で弾けるようになることを目標にして練習してきて、また、今年3月に出たオープンマイクでも歌いました。

そこで、この曲について竹内まりやバージョンの「元気を出して」と、薬師丸ひろ子の「元気を出して」のバージョンを比較するとともに、それぞれから見えてくる演奏のコツを様々な動画とともに紹介したいと思います。

曲の紹介

竹内まりや「元気を出して」

「元気を出して」と言えば、やはりまず出てくるのは竹内まりやさん本人のバージョンの歌ではないでしょうか。その素晴らしさはもうすでに語りつくされていますが、改めてこの曲の特徴を確認すると、以下の点ではないでしょうか。

  • 語りかけるような落ち着いた歌声
  • 友人への愛にあふれた歌詞
  • 最後の転調後の盛り上がり

アコギを始めた方で、このイントロを弾きたいと思われた方も少なくないのではないでしょうか。

Youtubeに原曲が上がっていないようなので、原曲を一部聴ける「Music Store」をご紹介します。

『元気を出して』竹内まりや
竹内まりや「元気を出して」をMusicStoreで配信中。他、竹内まりや人気曲や最新曲もチェック!1018465272

薬師丸ひろ子「元気を出して」

私はあとで知ったのですが、「元気を出して」は竹内まりやの曲が有名ですが、元々は竹内まりやが薬師丸ひろ子に提供した曲だったのですね。また薬師丸ひろ子バージョンも透き通って心にしみわたる歌声がとても素敵です。

曲の特徴

この曲の特徴についての解説は、この古川さんのこの解説が一番わかりやすいですね。一番のこの曲の難しさはAメロ・サビの「裏打ち」のリズムだと思います。詳細は以下の動画の2:37のあたりを見ていただければと思いますが、「1と2と3と4と」と拍をとるときに「と」の部分にアクセントが来るということです。

なんとなく歌っているだけだと気付かないのですが、いざちゃんと拍数を正確に歌おうと思うとどこで拍を打つのか分からなくなります笑。しかし「少しやせたその体に」のあたりから拍数をとりやすくなり、「チャンスは何度でも~」のあたりからまた難しくなります。

アコギで練習するときのポイント

キー

この曲は結構音が高いですね。自分の場合は、原曲の音の高さに気づかず1オクターブ下を歌ってしまっていました。自分の声の高さに合わせるため、Uフレッドで「Capo5」の状態で表示したうえで、半音下げチューニングでCapoなし(トータルで6フレット分下げ)で演奏します。

間奏部分のハーモニカ

間奏部分もぜひ上手に弾きたいところですね。ただ、メロディーはなかなかアコギでは再現しづらいところもあるかと思います。この点、薬師丸ひろ子さんの「元気を出して」の2:11の部分から、ハーモニカの演奏が始まっています。

こんなハーモニカの演奏の紹介動画もありますので、ハーモニカにチャレンジする方は是非見てみてください。

転調の対策

竹内まりやの「元気を出して」の一番の難関は、最後の大サビの転調後のセーハ地獄の部分ではないでしょうか。自分もこの部分に時間がかかったので、少しでも挫折を回避するためにいろいろな手段を使いました。

①カポタストを使う

上で紹介した竹内まりやの「元気を出して」の2:56あたりで、ギターの方(コブクロの方ですね!)がカポをスッとつけていますね。転調後はとても大変なのでプロの方でもこうやってカポを使っているのかと思いびっくりしました。

②グライディングカポを使う

あとは、最初からカポを付けて演奏する場合には、上記のような対応だと手間取る可能性もあります。そんな時はグライディングカポを使えば、カポをつけたままネック上を簡単に上下することができます。

③転調しない

最終手段ですね。竹内まりやの「元気を出して」は転調しているので、当然転調しなければならないと思うかもしれませんが、実は、薬師丸ひろ子の「元気を出して」は転調していません。

ということで、転調が難しければそもそも無理に転調もしない、ということが最も壁を回避しやすい方法だと思います。

最後に

この記事を書く途中に「元気を出して」を何度も聞きましたが、やはり改めて良い曲ですね。リズムや転調など、結構難しい部分もたくさんある曲なので、アコギで練習するときはあまりできなくてもへこまず、気長に練習するのがおススメです。

ということで今日は「元気を出して」の紹介でした。

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